#Sirtoneケーブル比較 ③
今回はSirToneの電源ケーブル、
についてレビューします。
過去記事はこちら
自宅オーディオアンプ、ライブハウスでベースアンプ、ギターアンプ、デジタルミキサーで使用してみました。
商品ページからスペック引用↓↓
〈特長〉 ・独自製造で開発した導体D-on 2017-Cu5はOFCを超える導電率を実現した (※当社にて測定比較実施、OFCの平均導電率は99.9%に対し、当社オリジナル導体の平均導電率は105%) ■■ ・導電率を向上させることで、伝送ロス(音信号)が大幅に制御され音の再現性が上がり、まるで目の前で演奏しているような感覚を味わう事ができます ■■ ・高導電率によりD/F(※1)のズレが解消され、バランスがとれた力強いレンジ ■■ ・電線業界初SIAA認証抗菌シースを採用 ■■ ・Furutech製,Cuprum仕様プラグ(FI-11M)とインレット(FI-11)コネクタ使用
※1 スピーカーコーンに伝える音(振動)を正確に伝える為 、次の音(振動)の邪魔をしないため音を潰すことなく,クリアーな音が広がります
●自宅オーディオ
アンプ:marantz PM5004
スピーカー:QUAD 12L2
スピーカーケーブル:Sir Tone SPC250
比較前はアンプを購入時に付属していた一般的なケーブル。動作確認用みたいな物です。
ケーブルは太いけど予想以上に軟らかく、配線はとてもスムーズに終了。
音の変化ですが、何処かの音域にクセや味付け等は無く、低域から高域までグッと音が引き締まります。とてもクリアーな音質の向上を感じました。
特に高域のシャリシャリとしていた部分が消え、各パートが輪郭のくっきりしたサウンドになった事がすぐに分かり、体感イメージ的には「mp3とWAVの音源の違い」ぐらい変わります。
●ギターアンプ、ベースアンプ
上の写真にある某社の電源ケーブルと付属品ケーブルとSirtoneを交互に差し替えての比較。
ギターアンプ、ベースアンプ共にノイズの低減を直ぐに実感。
■ギターアンプ
・コードやアルペジオを弾いた時の音の濁りが取れて音が広がる。同じアンプだよね?
・歪ませた際に少なからず失ってしまう低音域が見事に復活。同じアンプだよね?
■ベースアンプ
・上記のギターアンプで出た効果にプラス、アンプのライン出力の音質が向上しました。
ライン出力の音質が良いACOUSTIC IMAGEだからこそ の様な気もしますが、
DIの持込み必要なくない?とさえ思えてしまう。
●ライブハウスのデジタルミキサー
テストした日は新大久保Quarter Noteで連日のイベントだったため、セッティングそのままだったので比較がしやすい環境。ってことでQNのPAスタッフさんにもご協力いただきました。長年、僕の音を聴いてくれている信頼してる方です。
BEHRINGER / X32というデジタルミキサー(だったと思う)
電源ケーブルを交互に変えながらCD音源を聴き比べ。
曲のイントロからもう全然違う。。
「自宅オーディオ」の時にも書きましたが、高域のシャリシャリとしていた部分が消え、各パート輪郭のくっきりしたサウンド。同じ音源なのにビットレートが上った印象を受けました。
PAスタッフさんからも驚きの声を多数頂きました。そして欲しがっていました(笑)
※追記
①PAスタッフの方に電源ケーブルの特価情報を伝えたところ、即購入してましたw。
②違う現場のライブハウスのデジタルミキサーでもテストしたところ、同様の効果がありました。更に、フットモニターからの返しの音の濁りが解消され、サウンドチェック時のチューニングにかかる時間が大幅に短縮出来るようになったとのご意見を頂きました。
●まとめ
今回の電源ケーブルの比較で一番に感じたことは、商品スペックにある
【・高導電率によりD/F(※1)のズレが解消され、バランスがとれた力強いレンジ 。
※1 スピーカーコーンに伝える音(振動)を正確に伝える為 、次の音(振動)の邪魔をしないため音を潰すことなく,クリアーな音が広がります】
の部分です。もうこのままの効果がはっきりと感じ取れました。
比較前に使っていた付属品の動作確認用ケーブルとは圧倒的に価格帯が違うため、良い方向に変化するに違いない。という期待しかなかったのですが、予想以上の結果です。
個人的にはPAデジタルミキサーの音質向上が一番印象に残っています。
価格帯的には20000円前後のケーブルだけで、ライブハウス全体の音(外スピーカー)が良くなるのであれば費用対効果はかなり高いと思います。
この電源ケーブル、パソコンにも使ってみたい。。