#Sirtoneケーブル比較 ④
今回は比較でないのですが、Sirtoneの新製品「Sir Tone Spice」についてのレビューを。
geek in boxさんの紹介ページ↑↑
とても分かりやすいので、是非御確認ください♪
過去記事はこちら↓
「一般的に使用されているフォーンケーブルに繋ぐだけで、Sirtone独自開発の各ケーブルの特性を今までのシールドケーブルにプラス出来るスパイス的アタッチメント」
全部で5種類あり、色分けされています。
【公式スペック】
・SP1-R ブ一スト ・・・情報量の抽出の増加とワイドレンジをスパイス。 ・SP2-B 歪中音域 ・・・歪プラス 中音域の情報量をスパイス。 ・SP3-Y 高音域 ・・・情報量プラスと高音域をスパイス。 ・SP4-W ブ一スト強・・・SP1-Rをより強く増加させた強スパイス。 ・SP5-G 低音域 ・・・ベ一スとの相性が◎。低音域をスパイス。
製品版の全長は25cm。
私が試させて頂いたサンプルは全長約18cmと約30cmのタイプでした。
18cmのタイプでも十分に効果は出るのですが、「ケーブルの部分の長さでスパイス効果がより濃くなる」ということだったので長めのタイプも試させて頂きました。
個人的に気に入ったのは「SP4-W ブ一スト強」と「SP5-G 低音域」の二タイプ。
「SP4-W ブ一スト強」はレンジとパワー感が強化され、スラップや高音域でフレーズを弾いた時に埋もれることなく音がスッキリ抜けてくる。
「SP5-G 低音域」を繋ぐと低音域に余裕が感じられるようになり、低~中音域にまとまりがでるため、ベーシストとしては音作りが非常に楽になる。
ライブでは主に「SP5-G 低音域」をDIやアンプの前に接続して使っています。
一番のポイントは「電源不要で今現在の環境に簡単にスパイス効果をプラスできる」という点でしょうか。
電源不要でサウンドを変化させるペダルはありますが、このケーブルだと軽いし楽。
僕は今までもエフェクターまでのケーブルと、エフェクターからDI/アンプまでのケーブルを特性を考えて組み合わせ、トータルでのサウンドメイクを行っていましたので簡単な接続で5種類も選択肢が増やすことが出来るこの「Sir Tone Spice」は使っていてとても楽しい。
例えばケーブルを一本しか持っていなくても、×5で5種類のサウンドを選べる。
連結させれば選択肢はそれ以上になりますねw
これを使えばライブハウスのどんなアンプでも自分がモニタリングしやすいサウンドに簡単に近づけることが可能になるし、無駄にプリアンプのEQを操作して全体のサウンドバランスを崩す事も無くなります。
(あと少し低域が欲しい!とプリアンプのBASSを操作して音量変わったり抜けが悪くなったりした経験は沢山のベーシストにあると思います。)
レコーディングで音を微調整する際にもかなり役に立ってくれそうです。
ちなみにsirtoneのケーブルよりも他社のケーブルに接続したほうが効果がはっきりわかります。ギターやベースだけでなく、デジタル機器やボーカルにもおすすめ。
・お気に入りのケーブルをずっと使っているけど、実はもう少しこの音域が欲しい。。。
・お手軽ワイヤレスを使っているけど、一定の音域が削られてしまうのが実はストレス。。。
・プリアンプを使うよりも自然なEQ処理をしたい。
etc....
などなど、いろんな要望に対応できると思います。
今なら発売記念で限定特価になっているようです♪
気になった方はsirtoneの公式Twitter等にも情報が出ているので是非チェックしてみてください☆